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2017年1月18日

初婚年齢は夫30.7歳、妻29.0歳  厚労省の2015年婚姻統計

 厚生労働省が18日発表した「婚姻に関する統計」によると、2015年の婚姻件数は63万5156件(前年比1.3%減)で、戦後の混乱期を除くと最低を記録。そのうち、夫婦とも初婚は73.2%、夫婦のいずれかまたは両方が再婚は26.8%だった。再婚の比率が年々上昇している。

 初婚の年齢は夫が30.7歳、妻が29.0歳。「夫婦とも再婚」は夫が46.5歳、妻が42.7歳となっている。いずれも年齢がジワジワ上昇傾向にある。

 都道府県別では、初婚が最も多かったのは福井県の77.5%で、東京都の77.3%、富山県の76.7%が続いた。1995年当時は80%を超える都道府県が36にのぼったが、15年は軒並み70%台に下がり、高知県の66.2%を最低に7道県で60%台まで低下しており、少子化・晩婚化の影響をうかがわせる。

 同調査は人口動態統計を基に集計した「特殊報告」で、今回は87、96、06年に次いで4回目。

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