厚生労働省が21日発表した2016年上半期(1~6月)雇用動向調査によると、入職者数は約456万人、離職者数は約426万人となり、常用労働者は約30万人増えた。
年初比では入職率が9.4%(前年同期9.7%)、離職率が8.8%(同8.4%)となり、0.6ポイントの入職超過。上半期の入職超過は5年連続だが、14年の2.1ポイントをピークに15年は1.3ポイントとなっており、2年連続で下がっている。
調査は5人以上の常用労働者のいる1万4988事業所を対象に実施、うち9947事業から回答を得た。集計対象の入職者数は4万3979人、離職者数は4万4986人。