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2016年12月20日

2018年新卒採用も堅調か  リクルートワークス研究所調査

 リクルートワークス研究所が20日発表した2018年3月卒業予定の大卒・大学院卒の採用見通しによると、採用が「増える」と答えた企業の比率は13.5%、「減る」と答えた企業の比率は5.7%となり、差は7.8ポイントと7年連続のプラスになった。1年前の9.2ポイントよりは下がっているものの、同研究所では来年の就職戦線も堅調に推移するとみている。

 プラスの大きい業種は「飲食サービス」の18.2ポイント、「半導体・電子・電気部品」の16.6ポイント、「小売業」の15.4ポイントなど。ただ、「わからない」と回答した比率が20.7%にのぼっており、新卒市場は今後の景気動向に左右される可能性がありそうだ。

 調査は10~11月に社員5人以上の企業7194社を対象に実施、4768社から回答を得た(回収率66.3%)。
 

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