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2016年11月24日

派遣会社81社に事業廃止など命令  厚労省が今年度3回目の一括処分

 厚生労働省は24日、関係派遣先の割合報告書を提出しない派遣会社に対して、1社に派遣事業の許可取り消し、80社に特定派遣事業の廃止を命じる一括処分を21日付で発表した。労働者派遣法では、派遣会社が同一企業グループへの派遣社員の派遣割合を8割以内にする規制を設けており、派遣会社に毎年の報告を義務付けている。

 厚労省の一括処分は、2016年度は5、9月に続いて3回目。今回の処分対象は東京を中心とする東日本に集中しており、年度内に一括処分を行う可能性はまだありそうだ。

 

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