正社員エンジニア派遣を中心とするメイテックが14日発表した2016年上半期(4~9月)のグル―プエンジニア(メイテックとメイテックフィルダーズの合計)の平均稼働率は95.1%となり、前年同期の95.6%をやや下回った。新入社員を除いた稼働率も98.0%で同0.2ポイント下回った。わすかながらの減少だが、9月末のエンジニア数は8704人で、1年前の8333人を大きく上回っているのが特徴だ。
同社のエンジニア稼働率はメーカーの旺盛な生産需要を反映して、ここ数年は95%前後の高水準で推移しており、今年度も大きな変化は見られない。同社は下半期についても「製造業を取り巻く環境に大きな動きはなく、直近の受注数(派遣要請数)は堅調に推移している」としている。