ディップが２０日発表した８月のアルバイト時給データによると、平均時給は９８２円で前月比１円減、前年同月比４円減（０．４％減）となった。バイト時給は７月には前月を上回ったが、８月は前月比、前年同月比とも下回った。
職種別では、前年より増えたのが「オフィス」の１０１６円（前年同月比１．２％増）、「イベント」の１２３２円（同１３．５％増）、「サービス」の１０２０円（同２．２％増）など９職種。これに対して、「営業」は１１６２円（同２．０％減）、「軽作業・物流」は９６２円（同１．７％減）、「教育」は１３２４円（同８．５％減）と３職種で前年を下回った。
地域別では、関東は１０３１円（同２．１％増）のプラスだったが、東海が９８５円（同０．４％減）、関西が９７４円（同１．７％減）、九州が８７１円（同１．８％減）となり、関東以外は軒並みマイナスとなった。
時給は、同社のアルバイト求人情報サイト「バイトル」に掲載された求人広告データ約１４万件を基に集計した。
