厚生労働省が13日発表した8月時点の労働経済動向調査によると、企業の労働者の過不足判断DI(「不足」と答えた企業の割合から「過剰」と答えた企業の割合を引いた数値)は、正社員がプラス33ポイント、パートタイマーが同31ポイントとなった。
正社員は21四半期、パートは28四半期連続の不足超過となった。業種別では正社員の場合、運輸・郵便と医療・福祉が同47ポイントと不足が際立っている。
同調査は四半期ごとに実施。今回は従業員30人以上の企業5835事業所を対象に実施し、3016事業所から有効回答を得た(回答率51.7%)。