2016年度の最低賃金について、全都道府県の地方最低賃金審議会が改定額を答申し、23日に厚生労働省が発表した。7月の中央最低賃金審議会の「目安に関する小委員会」が示した目安を踏まえた答申となった。
加重平均では25円の上げ幅となり、現行の798円から823円になる。25円アップは、時給のみで示されるようになった2002年度以降、最大の引き上げ。最高は東京都の932円(25円アップ)、最低は宮崎県など2県の714円(21円アップ)。10月1日から順次実施される。
【厚労省ホームページより】
平成28年度地域別最低賃金額答申状況