ディップが19日発表した7月のアルバイト時給データによると、平均時給は983円で前月比1円増、前年同月比1円増(0.1%増)となった。
職種別では、前年より増えたのが「IT・クリエイティブ」の1090円(前年同月比8.8%増)、「イベント」の1223円(同13.3%増)、「製造・建築・土木」の1077円(同17.3%増)など9職種。「教育」の1330円(同8.3%減)など3職種で前年を下回った。
地域別では、関東が1031円(同2.6%増)、東海が983円(同0.7%増)、関西が980円(同1.0%減)、九州が865円(同2.5%減)となり、関西と九州のマイナスが続いている。
ディップによると、7月も夏のセールに伴う人員増員や、8月の花火大会・コンサートなどの多数開催で、「イベント」関連の案件数増加が見られた。
時給は、同社のアルバイト求人情報サイト「バイトル」に掲載された求人広告データ約14.3万件を基に集計した。