ニュース記事一覧へ

2016年6月 6日

大竹、鶴両委員が金銭解決の決定要因を分析  議論一巡、厚労省が論点整理へ  労働紛争解決検討会

 厚生労働省の有識者会議「透明かつ公正な労働紛争解決システム等の在り方に関する検討会」(荒木尚志座長)は6日、第7回会合を開き、金銭解決に関する統計分析や要求金銭補償額の分析、解雇訴訟における損害賠償請求の判例などについて議論した。この日で同検討会の議論はほぼ一巡したことから、厚労省の論点整理を挟んで、秋ごろに再開する見通し。

 この日は、大竹文雄(大阪大学社会経済研究所教授)、鶴光太郎(慶応大学大学院商学研究科教授)の両委員による金銭解決に関する統計分析結果が報告された。これまで、「解決金の月収倍率」に委員の言及が度々あったものの、その実態が多様でわかりにくいことから、両委員が労働政策研究・研修機構が昨年公表した「雇用紛争事案の比較分析」のデータを基に再分析したもの。

 それによると、…
 

 

※こちらの記事の全文は、有料会員限定の配信とさせていただいております。有料会員への入会をご検討の方は、右上の「会員限定メールサービス(triangle)」のバナーをクリックしていただき、まずはサンプルをご請求ください。「triangle」は法人向けのサービスです。

 

【関連記事】
訴訟、労働審判で弁護士のヒアリング
厚労省の労働紛争解決検討会(4月25日)

PAGETOP