ディップが20日発表した4月のアルバイト時給データによると、平均時給は983円で前月比1円減、前年同月比3円増(0.3%増)となった。
職種別では、増えたのが「教育」の1390円(前月比70円増)、「製造・建築・土木」の995円(同20円増)など7職種。減ったのが「理美容・専門職」の891円(同13円減)など5職種。
地域別では、関東が1021円(同横ばい)、東海が978円(同8円減)、関西が997円(同13円増)、九州が867円(同3円増)となり、東海が前月に続いてマイナスとなった。
同社によると、製造業において夏の繁忙期に向けた食品関連や自動車などに人材需要が見られた。また、人材の定着率を上げるため、 寮や賞与などの待遇改善を実施する企業が増加しているという。
時給は、同社のアルバイト求人情報サイト「バイトル」に掲載された求人広告データ約13.2万件を基に集計した。