人材サービスのマイナビが25日発表した「2016年(第6回)新入社員意識調査」によると、仕事とプライベートの優先順位について、プライベートを優先する割合は56.5%(前年比3.2ポイント増)となり、6年連続で増え、今年は過去最高となった。過去4年間は「仕事優先」の方が多かったが、昨年からプライベート優先が逆転し、今年はさらに優勢となった。
残業に対しては、「必要な残業ならする」が69.3%と最も多いが、年々減少しており、代わりに「なるべくしたくない」が22.7%と増え続けている。アフター5についても、「なるべく会社以外の人と過ごしたい」が63.6%の圧倒的多数を占めており、若者の間にワークライフバランスの意識が浸透していることがうかがえる。
同調査はマイナビがサービス提供した新入社員研修に参加した2681人を対象に実施した。