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2016年3月31日

手数料収入、求人が5年連続大幅増  厚労省の14年度職業紹介事業報告

 厚生労働省が31日発表した2014年度「職業紹介事業報告」(1万8805事業所)によると、民営の新規求職申し込み件数は約1583万件(前年度比は件数計上の基礎変更により比較不可能)、常用求人数は約512万件(同25.0%増)、就職件数は約56万件(同15.3%減)。手数料収入は約3487億円(同8.1%増)となった。転職市場の回復傾向はなお続いているが、就職件数は求人側と求職側のミスマッチなどもあって5年ぶりにダウンした。

 求人数、就職件数、手数料収入ともリーマン・ショックのあおりで08、09年度はマイナスだったが、景気回復によって10年度からプラスに転じ、手数料収入や求人数は5年連続のプラスとなった。

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