総務省が25日発表した2月の消費者物価指数(2010年=100)によると、季節変動の激しい生鮮食品を除く総合が102.5で前月比、前年同月比とも同水準となった。前年同月比は2カ月連続の横ばい。
生鮮食品を含む総合は103.2で前月比0.1%の上昇、前年同月比も同0.3%の上昇となった。原油安を背景にしたガソリン・灯油代などが下落した半面、宿泊料などの上昇が目立った。
先行指標となる東京都区部の3月中旬速報値は、生鮮食品を除く総合で101.6と前月比0.3%の上昇、前年同月比は0.3%の下落。生鮮食品を含む総合は102.0で前月比0.3%の上昇、前年同月比は0.1%の下落となった。