4月から施行される「キャリアコンサルタント登録制度」を前に、厚生労働省は24日、有識者7人で構成する検討会を設置。初会合で、座長に日本産業カウンセリング学会特別顧問の桐村晋次氏が選出され、「指定登録機関の指定」や「登録試験機関の登録」、「養成講習および更新講習の認定・指定」などに関する専門的事項を協議した=写真。内容は個別・具体的なプライバシーに関する要素が多分にあるため、座長の判断により非公開で行われた。
若者雇用促進法改正に伴い、職業能力開発促進法に基づくキャリアコンサルタント登録制度が創設される。そのうち、厚労相が行う審査に関する基盤(専門的事項)を検討する。同制度は(1)キャリアコンサルタントを登録制にする、(2)5年更新の国家資格とする、(3)紛らわしい名称を用いてはいけない――など、各機関や個人に対して規定している。
次回は3月に行われる予定。