テンプホールディングス(HD)は23日、定例取締役会を開き、傘下のテンプスタッフ社長に和田孝雄副社長(53、=写真上)、インテリジェンス社長に峯尾太郎・取締役常務執行役員(45、=写真下)を昇格させる人事を決めた。水田正道・テンプHD社長兼テンプスタッフ社長はテンプHD社長として、高橋広敏・テンプHD副社長兼インテリジェンス社長もテンプHD副社長としてそれぞれ兼務をはずれ、2人とも非常勤取締役となる。4月1日付。
今回の人事について、テンプHDでは「経営と事業執行の区分を明確にして体制強化を図るため」(広報室)としている。水田氏は創業者である篠原欣子会長の後任として、13年6月に社長に就任。14年6月からは日本人材派遣協会会長も務めている。
和田 孝雄氏(わだ・たかお)1962年、京都府出身。86年立命館大法卒、91年テンプスタッフ入社。2005年執行役員、08年テンプHD取締役。13年からテンプスタッフ副社長。
峯尾 太郎氏(みねお・たろう)1970年、新潟県出身。94年中央大理工卒、インテリジェンス入社。2002年執行役員。15年取締役兼常務執行役員。