厚生労働省がこのほど発表した毎月勤労統計調査(速報)によると、昨年11月の労働者1人あたりの現金給与総額は27万4108円で前年同月と同じ水準だった。基本給を示す所定内給与は23万9818円(同0.5%増)だった。
現金給与総額の実質ベースでは同0.4%減となった。昨年7月から4カ月連続でプラスに転じたが、5カ月ぶりにマイナスに戻った。
総実労働時間は145.8時間(同0.2%増)、常用労働者数は4820.5万人(同2.1%増)で、うち一般労働者が3346.8万人(同1.4%増)、パート労働者が1473.8万人(同3.7%増)だった。