総務省が25日発表した11月の消費者物価指数(2010年=100)によると、季節変動の激しい生鮮食品を除く総合が103.4で前月と同水準、前年同月比では0.1%の上昇となり、5カ月ぶりにプラスに転じた。生鮮食品を含む総合は103.5で前月比0.3%下落、前年同月比は0.3%上昇だった。
原油価格の下落に伴う電気代やガソリン代などが下がったが、外食を含む食料(酒類を除く)などが上昇したため。
先行指標となる東京都区部の12月中旬速報値は、生鮮食品を除く総合で101.9と前月比0.1%下落、前年同月比は0.1%の上昇となった。生鮮食品を含む総合は101.9で前月比、前年同月比とも同水準。