ディップが18日発表した11月のアルバイト時給データによると、平均時給は993円で前月比は11円(1.1%)減少したが、前年同月比では28円(2.9%)増と30カ月連続の増加となった。同社によると、「軽作業・物流」において、クリスマスや年末年始に向けた軽作業や配送などの求人案件が増加したほか、「教育」で冬期講習にむけた塾講師や家庭教師などの求人案件が増加したという。
職種別では、増えたのが「医療・介護・福祉」の1105円(前月比3円増)、「販売」の946円(同3円増)、「フード・飲食」の924円(同3円増)など6職種。減ったのが「営業」の1225円(同181円減)、「オフィス」の997円(同169円減)、「教育」の1418円(同53円減)など6職種。
地域別では、関東が1030円(同4円減)、東海が994円(同15円減)、関西が993円(同20円減)、九州が901円(同17円減)とすべての地域で減少した。
時給は、同社のアルバイト求人情報サイト「バイトル」に掲載された求人広告データ約11万件を基に集計した。