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2015年11月24日

9月の現金給与総額、3カ月連続で実質増 厚労省確報

 厚生労働省が24日発表した毎月勤労統計調査(確報)によると、9月の労働者1人あたりの現金給与総額は26万4645円、前年同月比0.4%増となった。基本給を示す所定内給与は23万9743円(同0.1%増)だった。

 現金給与総額の実質ベースでも同0.3%増となり、7月以来3カ月連続のプラスになった。物価上昇が鈍ってきたことと、賃上げ効果がプラスになって表れたとみられる。

 総実労働時間は143.5時間(同0.9%減)。常用労働者数は4801.5万人(同2.0%増)で、うち一般労働者が3338.0万人(同1.3%増)、パート労働者が1463.5万人(同3.9%増)だった。

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