テンプホールディングスが10日発表した9月連結中間決算によると、売上高は2461億600万円(前年同期比28.0%増)、営業利益は132億9800万円(同29.9%増)、経常利益は133億5500万円(同28.1%増)、中間利益は81億400万円(同41.4%増)と、前年に引き続き2ケタの増収増益となった。主力の人材派遣の需要が首都圏を中心に旺盛だったほか、人材紹介などの事業も増収。また、戦略的に進めているM&Aも奏功した。中間決算を踏まえた記者会見は17日に開く。
同社は6日に通期の業績予想を150億円引き上げる上方修正をしており、通期見通しは5150億円(前期比28.4%増)、営業利益260億円(同10.8%増)、当期純利益152億5000万円(同13.6%増)と予想している。また、配当は1株あたり中間が18円、期末が18円の計36円となっている。
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