リクルートキャリアが28日発表した来春卒業の大学生の就職内定率(確報臨時版)は今月1日時点で78.1%となり、8月1日時点の65.3%から12.8ポイント上昇。1年前の83.4%を5.3ポイント下回ったが、その差は徐々に縮小している。
8月1日から経団連傘下の企業の選考活動が解禁され、内定ピッチは急速に上がっている。しかし、今年から始めた採用活動の後ろ倒しが、学生側にとって就活の長期化を招いたとの批判が強まっていることから、経団連は選考時期などの再検討に入った。
調査はリクナビ会員の大学生、大学院生1634人が対象。