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2015年9月19日

中堅・中小企業の大卒採用予定、比率が増加 厚労省調査

 厚生労働省が18日発表した「来春卒業予定の大学生等への中堅・中小企業の求人見込み」によると、調査対象企業3万1592事業所のうち、「採用予定がある」と回答したのは45.9%にあたる1万4495事業所(前年比5.9%増)に上り、採用希望人数は約8万1600人だった。そのうち、「昨年より採用人数を増やしたい」と回答したのは47.1%にあたる6834事業所(同1.6%増)だった。業種別で多いのは製造業が23.7%、医療・福祉が20.9%となった。

 調査はハローワークに求人を出している従業員1000人以下の企業を対象に、6~7月に実施した。

 同時に発表した7月末時点の「高校・中学新卒者の求人・求職状況」によると、高卒の求人数は28万6000人(前年同期比19.9増)、求職者数は約18万6000人(同0.2%減)で、求人倍率は1.54倍(同0.26ポイント増)となった。

 また、中卒の求人数は778人(同47.9%増)、求職者数は1067人(同16.0%減)で、求人倍率は0.73倍(同0.32ポイント増)だった。

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