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2015年9月 2日

新法の「外国人技能実習適正実施法案」、あす3日にも審議入り 今国会成立は微妙な情勢

 現在の外国人技能実習制度を抜本的に見直す新法の「外国人技能実習適正実施法案」について、政府はあす3日の衆院本会議で審議入りする方向で調整している。現行制度をめぐる国内外からの批判や課題の打開に向けた政府提出法案で、所管は法務省と厚生労働省。今国会での成立は微妙だが、秋の臨時国会も視野に入れて審議を深める模様だ。

 同法案は、認可法人の外国人技能実習機構(仮称)を新たに創設し、「管理監督体制の強化」と「制度拡充」という両面を進めるのが法案の柱となる。実質審議は法務委員会に付託される。

 

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