参院厚生労働委員会は28日午後、理事懇談会を開き、27日に労働者派遣法改正案の政府答弁をめぐって途中流会となった委員会の今後の運営などについて協議した。その結果、9月1日の定例開催日に、27日に予定されていた委員の質問から続行し、さらに、議員立法の同一労働・同一賃金法案を含めて委員会を夕刻まで開くことを申し合わせた。
次回の委員会は、改正法案に記されている施行日の「9月1日」であることから、政府による繰り下げ修正の提案(正式表明)が必至となる。
【関連記事】
参院厚労委、派遣法改正案の"大詰めの質疑"が途中流会
政府、「施行日の繰り下げ修正」の提案に至らず(8月27日)