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2015年8月26日

派遣法改正案で2回目の参考人質疑、参院厚労委  4氏が肯定と否定の立場から意見

 参院厚生労働委員会は26日、規制のかけ方を抜本的に見直す労働者派遣法改正案について、2回目となる参考人質疑を実施した。今回招かれた4参考人は、改正案に肯定的、また反対の立場を明確にしてそれぞれの意見を述べた。その後、与野党8委員が参考人から見解を聞いた。7月30日から本格審議を展開している参院厚労委は、政府との質疑のほか、同一労働・同一賃金法案(自公維の議員立法)の参考人質疑(19日)、派遣法改正案の参考人質疑(20日と26日)、また名古屋市で地方公聴会(6日)を開いて、さまざまな立場の参考人と質疑を交わして議論を深めている。

 招致されたのは、弁護士の中山慈夫氏、日本エンジニアリングアウトソーシング協会代表理事の牛嶋素一氏、派遣労働者の宇山洋美氏、弁護士で日本労働弁護団常任幹事の棗一郎氏――の4人。

 それぞれ約15分の意見陳述をした後、自民の滝沢求委員、民主の石橋通宏委員、公明の長沢広明委員、維新の川田龍平委員、共産の小池晃委員、元気の行田邦子委員、無所属クラブの薬師寺みちよ委員、社民の福島みずほ委員が、持ち時間(各10分)の中で参考人に質問した。

 この日の参考人招致は、これまでと同様に、与党2委員と野党会派6委員が質問。意見陳述では…

 

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