ニュース記事一覧へ

2015年8月20日

参院厚労委が派遣法改正案で参考人質疑、4氏が見識を持って賛同と指摘  午後は政府に対する委員会質疑を続行

 参院厚生労働委員会は20日午前、規制のかけ方を抜本的に見直す政府提出の労働者派遣法改正案について、参考人招致を実施した。今回招致された4参考人がそれぞれの見識、体験などを踏まえて意見陳述した後、8委員が参考人から見解などを聴いて掘り下げた。同日午後は、政府に対する通常の委員会質疑が続行される予定で、同委員会は18日から3日連続の開催で審議を積み上げている。

 招致されたのは、労働政策審議会労働力需給制度部会長で東洋大教授の鎌田耕一氏、同部会の使用者側委員を務める経団連労働政策本部長の高橋弘行氏、連合副事務局長の安永貴夫氏、全国コミュニティ・ユニオン連合会事務局長の関口達矢氏――の4人。

 それぞれ約15分の意見陳述をした後、自民の羽生田俊委員、民主の津田弥太郎委員、公明の長沢広明委員、維新の川田龍平委員、共産の小池晃委員、元気の行田邦子委員、無所属クラブの薬師寺みちよ委員、社民の福島みずほ委員が、持ち時間(各10分)の中で参考人に質問や意見を聴いた。

 この日の参考人招致の中で特筆されるのは...

 

※こちらの記事の全文は、有料会員限定の配信とさせていただいております。有料会員への入会をご検討の方は、右上の「会員限定メールサービス(triangle)」のバナーをクリックしていただき、まずはサンプルをご請求ください。「triangle」は法人向けのサービスです。

 

【関連記事】
派遣法改正案、8月下旬から9月初旬がヤマ場
衆参厚労委の慎重審議の経過と今後の展開(8月17日)

派遣法改正案、施行日繰り下げを模索
「9月30日」を軸に調整、政府・与党(7月26日)

 

PAGETOP