参院厚生労働委員会は１９日、議員立法の同一労働・同一賃金法案（自公維の修正案）を中心に参考人質疑を実施。招かれた４人の参考人が、それぞれの見識や現場感覚などを基に意見陳述した後、８委員が参考人と質疑応答を展開した。あす２０日は、政府提出の労働者派遣法改正案について参考人質疑などを行う予定だ。
招致されたのは、家具小売り世界最大手イケアの日本法人、イケア・ジャパンで人事本部長を務める泉川玲香氏、全国生協労働組合連合会で中央執行委員長の北口明代氏、人事管理・政策を専門とする学習院大学経済学部教授の今野浩一郎氏、ＮＰＯ法人派遣労働ネットワーク理事長で日本労働弁護団常任幹事の中野麻美氏――の４人。
それぞれ約１５分の意見陳述をした後、自民の石井みどり委員、民主の牧山ひろえ委員、公明の長沢広明委員、維新の川田龍平委員、共産の辰巳孝太郎委員、元気の行田邦子委員、無所属クラブの薬師寺みちよ委員、社民の福島みずほ委員が、持ち時間（各１０分）の中で参考人に質問や意見を求めた。
この日の参考人招致の中で特筆されるのは...
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