参院厚生労働委員会はあす6日、与野党の理事懇談会で合意していた名古屋市での地方公聴会と現地調査を実施する。同委員会の25委員中、6割にあたる与野党15人の委員派遣を決めた。午前中は技術者派遣企業(常用雇用型で労働組合を有する)を訪問して視察調査を行い、場所を移して午後1時から地方公聴会を実施する方針だ。
公聴会の公述人は、大手自動車関連企業の人事担当者、派遣事業者、元派遣労働者、日本労働弁護団常任幹事を務める弁護士の4氏。各10分程度の意見陳述に続いて、全部で8会派の委員が概ね15分ずつ公述人に対する質疑を行う。公聴会は全体で3時間近くに及ぶ見通しだ。
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