厚生労働省が25日発表した2014年度雇用均等基本調査(速報)によると、昨年度に育児休業を取った会社員の割合は、女性が86.6%(前年度比3.6ポイント増)、男性が2.30%(同0.27ポイント増)で男女とも前年を上回った。
女性を事業所の規模別にみると、従業員100人以上では取得者率は90%を超えたのに対して、30~99人では89.4%、5~29人では78.9%に下がり、従業員が少ないほど育休取得率は下がっている。
調査は昨年10月1日時点の状況について、11月に調査。対象は5855事業所で回答は4045事業所(回答率69.1%)。