ディップが19日発表した5月のアルバイト時給データによると、平均時給は980円で前月と同じ、前年同月比では19円(2.0%)増だった。
同社によると、「『販売』において、お中元・クリアランスセールなどの夏関連の短期求人数が、昨年より早い段階で募集を開始する傾向が見られた」としている。
職種別では、「医療・介護・福祉」の1065円(前月比23円増)、「教育」の1461円(同20円増)、「オフィス」の998円(同20円増)、「販売」の904円(同9円増)など8職種で前月を上回った。
一方、「軽作業・物流」の963円(同24円減)、「IT・クリエイティブ、クリエイター」の994円(同13円減)、「理美容・専門職」の875円(同2円減)など4職種で減少となった。
地域別では、関東が1001円(同1円減)、東海が979円(同2円減)、関西が994円(同額)、九州が882円(同5円増)と九州のみ増加した。
時給は、同社のアルバイト求人情報サイト「バイトル」に掲載された求人広告データを基に集計した。