衆院厚生労働委員会は15日、規制のかけ方を抜本的に見直す政府提出の労働者派遣法改正案について本格的な質疑に入った。法案そのものに反対の民主や共産など野党は審議入りを認めない姿勢で委員会に出席するも、質問内容は派遣法改正案関連に終始した。国会戦術的な「入り口論」の展開だけに、一部の与野党議員を除いては質疑内容は空虚で、全体として改正法案の本質を突く審議には至らなかった。
この日は、自民の大岡敏孝委員、公明の伊佐進一委員、民主の西村智奈美、大西健介、岡本充功、山井和則の4委員。本会議を挟んで、維新の足立康史、浦野靖人の2委員、共産の堀内照文委員の計与野党9委員が質問に立った。この中で…
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