厚生労働省が1日発表した毎月勤労統計調査(速報)によると、3月の労働者1人あたりの現金給与総額は27万4924円、前年同月比0.1%増となった。4カ月連続のプラス。基本給を示す所定内給与も23万9790円(同0.3%増)だった。
しかし、物価変動分を差し引いた実質ベースでみると総額では同2.6%減となり、依然としてマイナスが続いている。
総実労働時間は145.9時間(同1.4%増)、常用労働者数は4687.0万人(同1.9%増)で、うち一般労働者が3268.4万人(同0.9%増)、パートタイマーが1418.6万人(同4.0%増)とパートの伸びが目立った。