総務省が1日発表した3月の消費者物価指数(2010年=100)によると、生鮮食品を除く総合は103.0(前年同月比2.2%上昇)で、22カ月連続の上昇となった。生鮮食品を含む総合も103.3で同2.3%の上昇だった。
この結果、2014年度の年間平均では生鮮食品を除いた指数が103.2となり、前年比2.8%上昇となった。上昇は2年連続で、上昇幅は1990年と同水準になった。今回は、昨年4月の消費増税分の影響が2%以上あるとみられ、4月以降は低下すると予想される。
先行指標となる東京都区部の4月中旬速報値は、生鮮食品を除く総合で102.1と前年同月比0.4%の上昇。生鮮食品を含む総合も102.5となり、同0.7%の上昇だった。