日本生産性本部が24日発表した今年の新入社員の特徴は「消せるボールペン型」――。見かけはありきたりなボールペンだが、その機能は大きく異なっており、書き直しのできる機能(変化に対応できる柔軟性)を活用しなければもったいない。しかし、不用意に熱を入れる(熱血指導する)と色(個性)が消えてしまい、酷使するとインクが切れて(離職する)しまう、というもの。
昨年の新人のタイプは安全運転だが馬力不足の「自動ブレーキ型」、一昨年は家事の効率化には役立つが段差(プレッシャー)に弱い「ロボット掃除機型」だった。
同本部では、若いうちは何度でも「書き直し」ができると思って、失敗を恐れず、伸び伸びとチャレンジして経験を積んで欲しい、とエールを送っている。