ディップが20日発表した2月のアルバイト時給データによると、平均時給は977円で前月比8円(0.8%)減、前年同月比では28円(3.0%)増だった。5カ月ぶりに前月を下回った要因について同社は「『フード・飲食』において地方エリアの掲載数が拡大し、平均時給を押し下げた」とみている。
職種別では、「イベント」の1109円(前月比17円増)、「販売」の897円(同9円増)など2職種で前月を上回った。
一方、「医療・介護・福祉」の1016円(同54円減)、「IT・クリエイティブ/クリエイター」の1013円(同31円減)、「営業」の1201円(同16円減)、「教育」の1472円(同14円減)など10職種で減少となった。
地域別では、関東が1010円(同2円減)、東海が968円(同13円減)、関西が970円(同22円減)、九州が885円(同8円減)となり、すべてのエリアで減少した。
時給は、同社のアルバイト求人情報サイト「バイトル」に掲載された求人広告データを基に集計した。