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2015年2月18日

新たにフェニルケトン尿症など43疾病  指定難病検討委が了承、7疾病は保留

 厚生科学審議会の第9回指定難病検討委員会(千葉勉委員長)は18日、第2次医療費助成の対象疾病の選定について、事務局の厚生労働省が示した50疾病を議論し、フェニルケトン尿症など43疾病を了承した。これで、これまでの84疾病と合わせ、計127疾病が新たに助成対象になる。

 この日は心臓、腎臓などの内臓疾患や代謝異常などが俎上(そじょう)に上ったが、家族性Ⅲ型高脂血症など7疾病については重症度分類などの再検討が必要、として保留された。

 

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