パソナグループの介護分野の人材サービス会社、パソナライフケア(高橋康之社長)はこのほど、社員の仕事と介護の両立支援を考えている企業向けに「介護離職予防サービス」を開始した。
社員へのアンケート調査、介護セミナー、介護相談ホットライン、生活支援サービスなど、同社のノウハウを生かした総合サービスを提供する。
日本の介護人口約570万人のうち、過半数の約290万人が仕事をしながら家族の介護にも携わっているとされ、とりわけ多くの企業で「管理職世代の介護離職」が課題になっている。同サービスによって、こうした“離職予備軍”を減らすことを目指す。