日本人材派遣協会が9日発表した2014年10~12月期の派遣社員実稼働者数調査(503事業所)によると、平均30万4429人(前年同期比5.8%増)となり、11年1~3月期以来の30万人台に回復した。
景気浮揚による後押しもあって回復基調にあるが、調査を開始した08年1~3月期(第1四半期)の実稼働者数平均は約44万4000人であり、それをうかがうような極端な伸びには至っていない。
14年の年間では、全ての月で前年同期比が100%を超え、その結果、年間平均も同調査開始以降初めて100%超となった。