厚生科学審議会の第7回指定難病検討委員会(千葉勉委員長)は4日、今夏から実施する第2次医療費助成の対象疾病の選定作業に入り、この日は事務局の厚生労働省が提示した筋・神経系の41疾病について検討。診断基準などの要件が基本的に整っているとして了承した。
この日、厚労省は“候補”として610疾病と小児慢性特定疾病の中で規定されている包括病名の56疾病を公表した。同委員会はこの中から200疾病程度を選定する予定で、まずこの日の41疾病が選定された。次回の13日以降、残りの疾病について検討を急ぐ。
この日の41疾病は先天性ミオパチー、筋ジストロフィー、遺伝性ジストニア、てんかん症状を持つスタージー・ウェバー症候群、レット症候群など。