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2015年1月26日

通常国会召集、「雇用・労働」関係法案は4月以降に順次審議入り

 第189回通常国会が26日、召集された。第3次安倍内閣として初めて臨む本格的な国会となる。政府は前半国会で14年度補正予算案と、2月12日提出予定の15年度予算案の早期成立を目指す。

 会期は6月24日までの150日間。4月中旬以降は、与党修正を経て2月末前後に再々提出が見込まれる労働者派遣法改正案や、労働時間制度に関する複数の見直しをセットにした労働基準法改正案など、「雇用・労働」にかかわる法案審議が順次展開される見通しだ。

 安倍首相は召集日に開かれた自民党代議士会で、「予算の早期成立を目指す。緊張感を持って成果を出していく改革断行国会にしていきたい」と強調した。

 

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