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2015年1月 5日

「政府は声なき声を吸い上げて」連合・古賀会長、2015新年交歓会 経団連会長が初出席

 連合の2015新年交歓会が5日、東京都内で開かれ、各界から集まった大勢の出席者を前に古賀伸明会長は「政府、与党には声なき声を吸い上げる想像力。そして、何事も一気呵成(かせい)に行うのではなく丁寧な対話を求めたい」などと強調した。交歓会には、経団連の榊原定征会長が経団連会長として初めて出席、日本銀行の黒田東彦総裁も駆け付けた。

n150105.jpg 古賀会長は2015年が戦後70年、また、賃金について現在の春闘というスタイルが始まって60年目を迎えるなど、さまざまな節目の年にあることを踏まえたうえで、「集団的労使関係の意義や『働くことを軸とする安心社会』ビジョンを広げたい」と抱負を述べた。

 さらに、政治については政府・与党への注文に加え、支持政党である野党・民主党に対し「政策の選択肢を提示し、堂々たる議論で緊張感を持った政治を形成してほしい」と、18日投開票の代表 選の動きを含め信頼回復へ向け期待を込めた。

 恒例の鏡開き=写真=では連合役員のほか、榊原会長や日本商工会議所の三村明夫会頭、塩崎恭久厚労相、自民党の棚橋泰文幹事長代理、民主党の枝野幸男幹事長、維新の党の江田憲司代表、公明党の山口那津男代表、次世代の党の平沼赳夫党首、社民党の吉田忠智党首、新党改革の荒井広幸代表、新党大地の鈴木宗男代表が登壇した。

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