ディップが19日発表した11月のアルバイト時給データによると、平均時給は965円で前月比4円(0.4%)増、前年同月比では10円(1.0%)増えた。2カ月連続で前月を上回った。同社は「家電販売・携帯販売などの年末需要により、『イベント』の高時給案件が増加したことが時給上昇の主な要因」としている。
職種別では、「イベント」の1221円(前月比133円増)、「教育」の1443円(同39円増)、「サービス」の982円(同8円増)、「製造・建築・土木」の942円(同8円増)など7職種で前月を上回った。
一方、「IT・クリエイティブ/クリエイター」の1016円(同78円減)、「オフィス」の954円(同30円減)、「軽作業・物流」の945円(同18円減)など5職種で減少となった。
地域別では、関東が997円(同6円増)、東海が957円(同3円減)、関西が972円(同5円増)、九州が862円(同11円増)となり、東海エリアをのぞく3エリアで増加した。
時給は、同社のアルバイト求人情報サイト「バイトル」に掲載された求人広告データを基に集計した。