文部科学省が12日発表した来春卒業予定の高校生の就職内定率(10月末現在)は71.1%(前年同期比7.0ポイント増)となり、1994年の71.4%以来、20年ぶりの70%超えとなった。
男女別では男子が72.9%(同6.2ポイント増)、女子が68.3%(同7.9ポイント増)。学科別では「工業」の85.8%、「福祉」の78.4%、「商業」の75.3%などが上位にある。
今年の卒業予定者は約107万4000人、うち就職希望者は約19万3000人。内定者は約13万7000人、未内定者は約5万6000人となっている。
文科省によると、厚生労働省の調査が学校やハローワークを通した求職者を対象にしているのに対して、この調査は就職希望者
全員を対象としており、母集団が大きいという。