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2014年11月28日

転職市場の活況続く 就職件数、紹介手数料ともに2ケタの大幅増  人材協の13年度業況調査

 日本人材紹介事業協会が27日発表した2013年度の「業況調査」によると、常用(正社員)就職件数、紹介手数料とも2ケタ台の大幅増が続き、ホワイトカラーの転職市場が11年から好調を持続していることが分かった。景気回復の本格化が活発な動きに弾みをつけている模様だ。

 常用求人数は66万2689人(前年度比36.0%増)と大幅に上昇、新規求職申込件数も99万3993件(同10.8%増)と伸びた。この結果、常用就職件数は7万3902件(同14.0%増)、手数料は716億5541万円(同13.1%増)となった。

 就職件数の内訳は専門・技術職が2万5479件(同2.2%増)、事務職の2万3614件(同30.9%増)、販売職の1万4816件(同19.7%増)となったが、管理職は3326件(同33・3%減)と大きく減少した。単価の高い専門・技術職の伸びがひとケタ台にとどまった一方で、管理職が三分の一の大幅減となったため、1人平均の手数料は97.0万と前年度の97.7万円をわずかに0.8%下回った。

 同調査には協会会員の32%にあたる72社・431事業所が回答した。

 

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