メイテックが14日発表した10月の同グループ(メイテックとメイテックフィルダーズの合計)エンジニア稼動状況は97.7%(前月比0.2%増)となり、フル稼働状態を維持している。新入社員を除くと、メイテックが98.0%、メイテックフィルダーズは98.4%と極めて高率。「円安・株高」の影響を受け、自動車関連業界を中心に製造業を取り巻く環境の堅調ぶりが反映している模様だ。
10月末の技術者員数は、グループ全体で7891人(メイテック6294人、メイテックフィルダーズ1597人)と約8000人規模となっている。また、今春入社した新卒社員の設計・開発エンジニアは、研修などを終えて全員が各製造業へ配属された。
今後の見通しについて同社は、現時点で製造業に減速の傾向はなく、エンジニアの稼働率もそれに連動して高率で推移していくと見ている。