参院本会議が29日開かれ、前日に参院厚生労働委員会で可決した「有期雇用の特別措置法案」について採決を行い、賛成153、反対77の賛成多数で可決した。衆院は先の通常国会で同法案を可決し参院に送付しているが、国会の手続き上、「会期内両院一致の原則」があるため、法案は再び衆院に送られ、会期内に衆院で再度可決して成立となる公算。施行は来年4月。
同法案は、有期で通算5年超の労働者が無期転換を申し出ることができる労働契約法の例外が盛り込まれている。
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