日本人材紹介事業協会が28日発表した2014年度上半期(4~9月)における大手3社(リクルートキャリア、インテリジェンス、ジェイエイシーリクルートメント)の転職紹介実績(速報)によると、紹介者数は2万1799人(前年同期比23.2%増)となり、前期(13年10~14年3月)の同12.0%増をさらに上回る大幅増となった=グラフ。
業種別では電機・機械・化学の同36.7%増、メディカルの同13.0%増、ITの同19.3%増などが目立った。景気回復によってメーカーの設備・研究投資の本格化に伴い、転職者も増えたとみられる。年代層では36~40歳の中堅層が同43.4%増となり、待遇改善などを求めて転職している様子がうかがえる。