マンパワーグループは2日、池田匡弥(いけだ・まさひろ)副社長(48)を社長に昇格する人事を発表した。昨年8月から社長を務めていた井筒廣之氏は退任する。いずれも、同日付。
池田氏は1966年生まれ、東京都出身。89年、慶応大経済学部を卒業し、同年にサントリー入社。97年にマンパワー・ジャパン(現マンパワーグループ)へ。99年に銀座支店長、2001年に首都圏東統括部長、05年に東日本地域本部の営業本部長などを歴任し、07年に執行役員副社長、12年からはマンパワーグループ取締役代表執行役副社長に就いていた。
マンパワーグループは、日本初の人材派遣会社として1966年に設立され、現在は総合人材サービス会社として、10分野12種類のサービス(人材派遣、人材紹介、再就職支援、ITコンサルティング、アウトソーシング、グローバル人材採用支援など)を手掛ける。今回、事業拡大やサービスラインの拡充、強化に貢献してきた池田氏をトップに昇格させる人事刷新を契機に、各分野のシナジー効果が最大限発揮できる体制づくりを押し進め、クライアント企業と働く人たちの双方に対するより最適なサービス提供に注力する方針だ。