自民党は１２日、総務会を開き、厚生労働部会長に高鳥修一（衆院新潟６区）前厚労大臣政務官の就任を決めた。このほか、既に９日の総務会で衆院厚生労働委員会の委員長には上川陽子氏が内定しているが、参院の各常任委員会委員長のポストは週明け以降に決める方針だ。
与党である自民党部会長は、関係する法案の策定や取りまとめに影響力を持つ要職で、全方位にアンテナを張りめぐらせた対政府を含む党内外の調整など難しい切り盛りが求められる。厚生労働関係は、所管する範囲が広く、さらに社会的注目度が高い。
また、その他の部会では、財務金融部会長に柴山昌彦氏（同埼玉８区）、文部科学部会長に冨岡勉氏（同長崎１区）、農林部会長に斉藤健氏（同千葉７区、留任）、経済産業部会長に鈴木淳司氏（同愛知７区）、国土交通部会長に坂井学氏（同神奈川５区）らが就いた。
